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神楽に魅 せられて 

ミュンヘンで出会った神楽団に

惚れた私の神楽体験 記


インデックス

◆1:
神楽との出会い

◆2:ミュンヘンの虹

◆3:どちらのご出身?


◆4:私の自然崇拝思想


◆5:豹変する神楽団


◆6:2005年6月のドイツ公演

◆7:お囃子デビュー
 

◆8:パリの島根県人会公演


◆9:神々しい「神主神楽」
 

◆10:石見と出雲と神主神楽

◆11:神楽に魅せられて




ご意見、ご感想 を
お寄せ下さい。





第11話 神楽に魅せられて
レストラン神楽



1月19日(土)
6時〜10時
20 ユーロで食べ放題!
(飲み物、デザートは別)

ドイツ人と日本人の交流の夜!
ジャズの生演奏、カラオケなど
楽しい企画が盛りだくさん!


 

大漁マグロ祭り



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市場を通さず直輸入なので、
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滝つぼ神楽解説 

No.11. 神様のお膳立て

神楽の活動をしていると不思議な事が沢 山起こります。神様が既にすべてを計画なさっていて、私はただそれを実行しているだけに過ぎない、というのが、私の神楽活動の根本理念です。私は「私が素 晴らしいからできたのだ」と奢り高ぶる事をしない限り、「私には神 様がついているから大丈夫」という「根拠の無い絶対 的な自信」があるのです。

もちろん神様から何か はっきりとしたお告げを頂いたわけではあり ませんし、電話もEメール繋がらないので、これはあくまで私の思い込みに過ぎないのは確かですが、活動を通して「私の後ろで神様が働いておられる。」と確信できる現象に何度 も何度も遭遇しています。

初めて島根に訪問した時の事です。「山王寺のお祭なので、神楽をやるから見にいらっしゃい」という事で見に行きました。恐らく恩田さんが神主さんにお願い して下さったのだろうと思いますが、
「せっかく遠 くからおいでなら」という事で、私はお玉串を差し 上げる事になり、お社の中まで入れて頂いた上、特別にお祓いのようなものをして頂きました。

その後、「須賀神社にもご参拝しましょう」という事になり、長い階段を上がって、お社に到着しました。すると戸締りをして帰ろうとしていた神主さんの奥さ んと出会いました。「せっかく遠くからおいでなら」という事で奥様は御社の鍵を開け、中まで入れて下さったのです。後から吾郷さんに聞いた話では「私は何 十年もあそこに住んでいたが、中に入った事は一度もない」と言っていました。

ジークブルグのクローデ アさんが「修道院の中庭でコンサートをし たらどうか」と言うので、一緒に修道院を見に行く事になりました。教会のドアを開けて中に入った途端、10人程の牧師さん達と思われる人々が一斉に賛美歌 を歌い始めたのです。それはまるで私達の到来を待ち構えて、祝福 してくれたかのようなタイミングでした。彼らは何 曲か歌い終えると、そそくさと引き上げて行きました。「あれは何だったのか?」とクローデアさんに聞いたところ、恐らく牧師さ ん達の自分達だけのミサの時間だったのだろうという事でした。クローデアさんは「何十年もここに住んでいるが、こんな事に遭遇したのは初めてだ」という事 で した。

初めて出雲大社の例大祭のご奉納に参加した時の事です。それまで長年本部長を務めた三島さんが引退し、
恩田さんが本部長になって初めての例大祭でした。例大祭の最初の日、特別な人達だけが 社の中に招待されて儀式をするのですが、その年は三島さんと恩田さんの二人にその招待状が出ていました。三島さんは自分の 分を私に譲って下さったので、私は恩田さんと一緒に儀式に出席したのです。恩田さんは「何十年も例大祭でご奉納はしているが、この儀式に出席したのは今回 が初めてだ」と言いました。

今回は恩田さ んが本部長になって初めての例大祭なので、恩田さんは「特別に参拝させて頂きたい」とお願いしたのだそうで、私達は「ご本尊と同じ高さのお祈り場」で神主さんと共にご 参拝をさせて頂きました。ここは神に仕える特別な人しか上がる事を許されない神聖な場所で、天皇陛下がご参拝になる時ですら、ここまでは上がらないのだそ うです。他の神楽団員達もここまで上がらせて頂いたのは初めてである人が殆どでした。

そして恩田さんが神主さんに私の事をご紹介くださると、「せっかく遠くからおいでなら」という事で、ご本尊の奥の中庭に案内して下さる事になりました。中 庭にはご本尊をお守りする神様達のお社が幾つもあり、私達はひとつづつご案内頂いて、お参りさせて頂きました。三島さんは「60年、例大祭にご奉納を続け て来たが、こんな奥まで入れて頂いた事は初めてだ。」と大いに感動し、驚いておられました。

恩田さんと三島さんに連れられて
出雲大社の宮司さ んにご挨拶に行ったところ、お留守だったのですが、事 務の方が「せっかく遠くからおいでなら」という事で、特別にお屋敷の中まで通して下さって、宮司さん個人の「お面のコレクション」を見せて下さいました。

それを聞いた宮司さんは私と話をしようと私を探し回られたのだそうです。私は舞台に出てお囃子をしていたので、演目が終わって恩田さん から紹介を受け、舞台の上から宮司さんにご挨拶する事になってしまいました。宮司さんは「よもや舞台の上におられるとは思わなかった。どおりで観客席を いくら探してもみつからなかったわけだ。」と私が神楽に熱心である事を大変喜ばれ、
「せっかく遠くからおいでなら」という事で、記念に「日本の神々と祭り」という本を私にプレゼントして下さいました。実は私は 「グウジさん」という言葉を初めて聞いたくらい神道の事を知らなかったのですが、恩田さん達にとっては直接お話する事も滅多にない大変偉い 方なのだという事でした。「そんな偉い方からプレゼントを戴くなんて」と、周りの人々の方が私よりももっと驚いていました。

もちろん私の場合、「海 外から来 た」というのが切り札になっているのは確かですが、こうして私は「神様系の場所」に行 く と、何故かどこへ行っても最高のおもてなしを受ける事になるのでした。こんな事が 何度も続くと、「私の後ろで神様が働いておられる。」と思ってしまうのも無理の無 い事だと思います。が、「という事は私の人格がそ れだけ高いからなのだろう」と思い上がると、それはまったくの勘違い。神様には何か目的があり、それを追行する実行者に必要があって一時的に特別な力を与えているだけなのであり、力は「神様からの借り物」に過ぎないのです。

神様に詳しい方から聞い た話によれば、神様の事はすべて「許され事」であ り、「偶然になった」のではなく、「神様がお許しになった」から起きているものなのだそうです。そして神様が人材を選ぶ時は、結構適当に選んでおられるみたいで、そこいら 辺にいる普通の人にもちょっとチャンスを与えてみるものなのだそうです。それを「自分が凄いからだ」少 しでも奢り高ぶれば、いずれは神様からは使って頂けなくなるのですが、「神様の道具」としてお使い頂けた事への感謝の気持ちを忘れなければ、神様はまたそ の人を使って下ださるものなのだという事です。

神様の御用をしていれ ば、最後には必ず成功するものです。「神様が望んでおられる事でありさえすれば、必要なものは人材もお金も何もかもすべてが過不足なく与えられるも のである。」私はただそれだけを心の拠り所として、前進しているのでした。

筆:滝つぼ 2008年1 月


Language : Japanese, English, Deutsch, Españo

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